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未来と今の間にあるのは、ギャップじゃなくて待ち時間。

7月24日
読了時間: 5分
ノリウツギ
7月の終わりのノリウツギ

7月下旬、ようやく晴れました。ノリウツギが満開で美しい。


この森、7月はずっと曇りと雨が続いていて、晴れは絶対来るってわかって待っているんですけど、

訪れた時の嬉しさって格別です。腹の底から喜びが湧いてくる感じを久しぶりに体感しました。


やっぱり人間は太陽の光と共にある生き物なんだなと思います。


待つことができるようになった

体を根本から整えてきて、自然の中に住んで、待つことができるようになったなと感じています。


自然のそばで住んでいると、どうしようもないことがたくさんあります。


今年のようにどんより曇り空が10日間続いても、私は晴れにする能力は持っていないから、絶対晴れると信じて、その間何しようかなと楽しく過ごす。

大雪で出られない日もあるし、雨が降ったら作業ができない。


体もそうで、すぐに結果は出なくて。体には体の時間がある。

何かを取り入れ始めたりやめたりしても、目に見える結果として出てくるのは3ヶ月、長くて5-10年かかります。

乳がんも、完全になくなったなと思うまで5、6年かかりました。


でもその間、病気のことばかりにフォーカスするんじゃなくて、今どう楽しく過ごすか、体や心が発しているサインって何だろうと、不調や違和感を一個一個整えていった。今の楽のためにやっていたら、結果的に病気が治りました。


今感じていることに対して今できることをやって、あとは流れに任せる。

その間、今自分が満たされること、楽しいことをしながら待つ。


これは、描いた未来を実現させることも同じ構造だなと思っています。


10年前のビジョンボードが、気づいたら全部叶っていた

今から10年ほど前、一度北海道を出て、埼玉の実家から東京まで満員電車で1時間かけて通勤して、夜遅くまで働いていた時期がありました。今とは全然違う生活です。


その当時、ビジョンボード、こういう未来を過ごしたいなというイメージや画像を集めて切り張りして、行きたい未来をA3くらいの紙にまとめるものを作りました。


5年後くらいに、気がついたら、そのビジョンボードが全部叶っていたんです。

今の暮らしがビジョンボードに書いてあったんですよ。


じゃあその間、ビジョンボードを毎日見てそれに向かって何かをしていたかというと、全然そんなことなくて。年に1回、手帳を変えるときに見るくらい。


どっちかというと、目の前に起こること、目の前に与えられたことを、外側の声や過去からの癖ではなくて、今の体と心が何を伝えてくれているのか、今の自分がどうしたいかどう過ごしたいかということに真摯に答え続けていった。


今を満たすということをしていったら、気がついたら描いた未来の中にいます。


過去と未来に力はなくて、今にしか力がない

この体験を振り返って、「過去と未来に力はなくて、今にしか力がない」という言葉がすごく腑に落ちました。


過去は今の自分を肯定するもの。前に比べてよくなっている、できるようになってると「今を満足するもの」

未来は、今の自分を楽しくさせるもの。こういう生活したいなっていう未来を描いて、今ちょっとワクワクした気持ちになるものです。


過去も未来も「今を過ごすための手段」です。過去も未来も今の連続でしかないですからね。


一般的には目標(未来)を描いて、今の現状とのギャップ、不足を出して埋めていく方法が多いと思うんですけど。でも、描いた未来と今の間にあるのって、ギャップじゃなくて、ただの待ち時間なんだと思うんです。


命あるものは、のびのび生きるのがもともとのデザイン

前回レタスの話でも話したんですけど、命あるものってのびのびと生きるのがもともとのデザインで、環境が整えばそのデザイン通りに育っていく。


人間には想像する力があって、想像を現実化するのが私たちの設計。今を満たす選択をしていくと環境が整って、自然と自分が想像した方に向かっていくようになっている。


だから描いた未来を描くだけ描いて、あとは今という待ち時間をどう過ごすか。ギャップを見る方法は常に未来を肯定して今を否定している。それは今を未来に明け渡していること。未来に今を明け渡さずに、今を満たしていく。それが描いた未来を実現させる、ひとつのコツだなと思っています。


今を満たすとはどういうことか、それはまた次回話したいと思うんですけど、瞬間的な欲を満たすことじゃなくて、今どう過ごしたいかという本当の気持ちを満たしていくことです。


ピンは刺さないと流されてしまう

待つ力は、今を楽しく過ごす力かもしれないですね。


過去も未来も大きく気にしなくていい。力はなくてただの手段。


ただ、未来のピンは刺さないと流されてしまいます。


人間の脳はもともとネガティブな情報を集めるようにできています。それが狩猟採取の時代は生き残る手段、危険がある場所、危険な動物の住処や縄ばりは知っていたら長く生きることができた。想像力の別の使い方ですね。


今の時代は、命の危機はほとんどない。だけど、この本能的な仕組みを利用して、不足や不安にフォーカスを当てさせて物を売るというマーケティングに溢れています。自分が未来を描かないと不安や不足の方に流されていってしまいます。


だからぜひ今思い描く楽しそうな未来にピンを刺して、あえてそれを目指さず、今の自分がどう過ごしたいかという本当の気持ちを満たしていく選択をしてみる。


あなたのピンは何ですか?

絶対その未来に行くとしたら、そこまでの待ち時間をどう過ごしたいですか?


わたしは、大なり小なりこの法則を実験しています。実験してみたいという方がいたらぜひご一緒に🌿


次回は、「今を満たすこと」についてお話ししたいと思います。

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